トクマルシューゴのライブ行った

トクマルシューゴのワンマンライブに行ってきた。 Night PieceをNYで出してから10周年の記念公演ということで「Night Piece完全再現 + α」の名を冠してた。

会場は大阪の世界館ってとこで、そもそも5分ぐらい遅れちゃう予定だったけどさらに電車が遅れて、結局開演15分後ぐらいに駆け込むことになった。幸い1曲目が終わる頃ぐらいには入れたのでよかった。

Night Pieceの曲ってライブで再現できるようなものじゃない感じのが多くて、一体どんな感じになるんだろうと思って行ったけど、想像以上の再現度でびっくりした。

使ってる楽器の数がすごくて、6人のバンドだったんだけど、1人につき5個も10個も楽器を担当してた。 ピアニカ、トイピアノ、鉄琴、トランペット、リコーダー、フルート、バンジョー、カズーとかいろいろ。バンジョーとカズーイは大冒険してた。 Sleet の時はドラムの人も含めて全員が弦楽器持ったりしてた。エレキベース一つとっても撥弦したり擦弦したり色んな音出てた。 大正琴とかアンデスとか、他にも知らない楽器いっぱいあったっぽい。 楽器にしてもいわゆる楽器だけじゃなくて、おもちゃとか日用品とか色んなものが音を出してて、あの音ってあれだったのかーーという感動があった。 紙やぶってたり、くしゃくしゃやってたり、何かビヨンビヨンさせてたり。

こんなツイートあっておもろかった。

まだ早かった。“@yunniko: トクマルさんからの要望がどんどん難しくなる中、ついにピアニカ吹きながらコーラスと譜面に書いてあったので断りました。”

— トクマルシューゴ (@shugotokumaru) May 20, 2014

それで、楽器とかいっぱい使ってて音とかごちゃごちゃしそうなんだけど、全然そんなことなくて、それぞれがめっちゃ良いバランスで聞こえてきてた。 PAさんの腕なのかな。とにかくすごく心地よかった。 ロックのライブとかでたまに音ぐちゃぐちゃで演る方にも聴く方にも最悪な時あるけど、今回は理想的だった。

後半はNight Piece以外の曲が色々聴けた。こっちは音源の再現じゃなくて、ライブアレンジって感じだった。 好きな曲いっぱい聴けて楽しくてしあわせだった。La La Radioが良すぎて涙出たりした。 Night Piece以前のFragmentの曲もやってた。Video Killed The Radio Starのカバーなんかもあった。 最後はﾗﾑﾋｰ ﾗﾑﾋｰ言って終わった。

終演後は換え損ねてたドリンク券でほろよいもらって、席が隣だったサブカル女子っぽい人とちょっと喋ったりして帰った。 自転車がめっちゃかっこよかったので値段訊いたら20万ぐらいとか言っててたまげた。

その日は超交流会とか行った気もしたけど、ライブが良すぎて忘れた。